皆さんは、医療費が高額になりすぎて困った経験が一度や二度はあることでしょう。
実は、医療費が高額になった際に、家計の負担を軽減するために「高額療養費制度」というものがあることをご存知ですか。
高額療養費制度とは、医療機関や薬局の窓口で支払った額がひと月(1日から月末日まで)で上限額を超えた場合に、その超えた金額が支給される制度です。
今回はそんな高額療養費制度の申請方法について詳しくまとめていきたいと思います。
やや難しいイメージがあって、取っつきにくいものだと思いますがここでバッチリ確認して有効に活用しましょう。
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高額療養費制度とは?
先述した通り、高額療養費制度とは次のような制度です。
- ・高額療養費制度とは、医療機関や薬局の窓口で支払った額がひと月(1日から月末日まで)で上限額を超えた場合に、その超えた金額が支給される制度
- ・年齢や所得に応じて、本人が支払う医療費の上限が定められており、いくつかの上限を満たすことにより、さらに負担を軽減する仕組みもある
医療費が高額になって生活が困る方々にとってはとても助かる制度ですよね。
それでは、本題である高額療養費制度の申請方法について確認していきましょう。
高額療養費制度の申請方法その.1:申請の手順は??
ここでは、高額療養費制度の申請方法について手順を追って確認していきましょう。
- 1.高額療養費の支給申請(事後に手続きする方法)は、一旦、自己負担分の医療費を支払う
- 2.後日、高額療養費申請により自己負担限度額を超えた分が払い戻される
この高額療養費申請には医療機関や薬局で受け取った領収書の提出が必要になるため紛失しないよう大切に保管してください。
窓口で一旦医療費を支払うことがどうしても難しい場合は後述します「限度額適用認定証」を利用する方がおすすめです。
無利子で貸し付けを受けられる「高額療養費貸付制度」とは?
実は、高額療養費の支給は診療月から3ヶ月以上かかります。
そのため、その間の家計負担の軽減を目的として、高額療養費支給見込み額の8割相当分を無利子で貸し付ける「高額療養費貸付制度」があります。
尚、高額療養費貸付制度の申請時に必要なものは次になります。
- ・高額療養費支給申請書
- ・領収書
- ・保険証
- ・印鑑
- ・振込口座がわかるもの
- ・添付書類(*保険者や申請者の状況により異なるため保険者へ確認すること)
次に、高額療養費貸付制度と同じくらい重要な制度である「限度額適用認定証」というものとその利用方法についてみていきましょう。
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