認知症ケアはその人の暮らし全体を支えていくことが大前提になってきます。
生活支援の大半を占めている、暮らしを支えていくということは本当に大変です。
「その人らしく安心して安全に暮らす」ことを意識して生活を支えていかなければなりません。
今回は、そんな認知症ケアの中でも、認知症患者に食事を拒否された時の対処法についてご紹介していきます♪
画像出典:healthflexhhs.com
食事に対する拒否とその対象法とは?
食事をはじめ、服薬や入浴の拒否など、ときには介護者自身そのものを拒否されてしまう場合もあります。
拒否にはたいてい理由があります。
しかし、当事者本人は出現している症状によって、その理由を上手に表現することができません。
ここでは在宅で遭遇しやすい食事に対する拒否場面を その対処法別にみていきたいと思います♪
食事拒否における対処法1:原因を考える
まずは、何より患者さんがなぜ拒否をするのか、原因を考えてみることが大切です!
突然食事を拒否するようになったのか、それとも長い時間をかけて少しずつ食べなくなってきたのか、などを探ってみましょう。
一緒に生活している家族だからこそ、普段の様子から異変を察知して、観察する目が養れてくるのではないかと思います。
食拒否における対処法2:食事の時間をずらしてみる
認知症になると、昼間の活動性が低下してくるため、今までと同じ時間帯では空腹にはいたっていないのかもしれません。
時間帯をずらしてみたり、食事の回数を考えたりなど、本人に合った食事形態を提供していくようにしてみましょう♪
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