胃ろうカテーテルの種類は4つ
①バルーン型
長所は、バルーン内の蒸留水を抜いて挿入・抜去するため交換が容易であることです。
短所は、バルーンが破裂する可能性があるため短期間で交換になる可能性があること。
②バンパー型
長所は、カテーテルが抜けにくく、交換までの期間が長いことが挙げられます。短所は交換時に痛みや圧迫感を生じやすいといえます。
③ボタン型
露出したチューブがないため自己抜去がほとんどありません。また、チューブの長さが短いためカテーテルの汚染が少ないです。
短所は、ボタンの開閉がしずらい場合があることです。
④チューブ型
長所は投与時に接続が容易であることです。
短所は露出したチューブが邪魔になり自己抜去しやすく、チューブの汚染も起きやすいことです。
画像出典:peg.or.jp
どんなカテーテルが良いかは個人の状態によって異なる
上記のように、どんなカテーテルも一長一短があります。
例えば、介護者が1~2ヶ月ごとに病院へ連れて行くことが難しければバンパー型を選択したり、認知症で自己抜去の恐れがある場合はバンパー型・ボタン型が適していると言えるでしょう。
どこで誰が介護を行うかを医師と共有し、患者さんのケースに従ってカテーテルを選択することが重要です。
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