パターン2:ポリファーマシーの疑いがあるが、確信が持てない場合
医師か薬剤師に相談しましょう!
この場合は看護師やケアマネジャーに相談しても解決しません。
なぜなら薬のことはあまりわからないからです。
しかしいきなり医師に相談した場合、「あなたにはこれだけの薬が必要なのです」と言われてしまい取り合ってもらえないことも考えられます。
ポリファーマシーと思っていても実は全て必要な薬だった、ということもあるのです。
そして医師は自分の処方に素人がケチをつけるなど受け入れ難い、という側面もあります。
素人判断は危険なので自己判断による服薬中止は望ましくありません。
薬のことはやはり薬剤師に相談しましょう。
そうすれば自分の薬の中で減らせる薬があるかどうかがわかります。
薬剤師から医師に連絡をする事で医師も納得がいくケースもあります。
画像出典:pgw.udn.com.tw
ポリファーマシーの対策:まとめ
ポリファーマシー対策はやはり医療関係者に相談して協力を得ることが一番重要でしょう。
特に薬剤師に相談すると詳しく説明してもらえると思います。
素人判断で勝手に薬を止めることは逆効果になる場合があります。
勝手に休薬して万が一健康被害が生じた場合誰も保障してくれません。
しかも薬を勝手に止めると医師から怒られることにあるでしょう。
そうなると医師と患者さんとの信頼関係が崩れてしまうので今後の治療にも影響します。
医師と患者さんの双方が納得して薬を削減することが正しいポリファーマシーの対策と言えます。
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