【子育て×介護】のダブルケアの対策法とは？？まずは、誰かに相談してみよう！

 

【ダブルケアの対策法その.2】「ダブルケアにかかる時間を解消する」

 

続いてのダブルケアに関わる対策ですが、一人の方がダブルケアに関わる時間を少しでも短くできるように、解消しましょう。

現在の日本におけるダブルケアの実態を見ると、旦那様が働き、奥様が育児と介護の両立をしている世帯が数多く存在します。

もちろん、逆も然りです。

ただ、そのような状況ですと、一人の方に対しての負担が増大し、育児・介護疲れで、自分自身も身がもたないという状況にもなりかねません。

 

家族や親族に「相談する」

 

そのために、まずは家族や親族に「相談する」という事が必要になります。

そして、介護や育児を一人に負担をさせないように、何を分担するのか考えます。

介護休暇をいただける場合は、申請をするなどの対策が重要です。

これは家族の問題ですので、家族がまずは協力をすること。

そして、実際に利用できる公的な給付を考えましょう。

資金不足にならないように、利用できる給付は利用して、少しでも経済的な負担を減らすことを意識しましょう。

その上で、どのサービスを利用するのが、家族の負担を減らすことになるのかを市役所や区役所等の行政機関に相談しましょう。

そうすることで、ケアマネジャーや福祉、育児の専門家の観点からアドバイスをいただくことができます。

 

画像出典：hepp-direkt.de

 

【ダブルケアの対策法その.3】「民間企業のサービスを利用する」

 

ここ最近では、ダブルケアをしている方も利用しやすい民間サービスが徐々に増えています。

例えば、横浜市を中心に子育て支援をされていらっしゃる「特定非営利活動法人 シャーロックホームズ」という団体があります。

こちらの団体では、子育て情報の発信や、メルマガの発信、ママの社会参画を応援する取り組み、お悩み相談に至るまでサポートする仕組みが整備されています。

 

また、「一般社団法人 ダブルケアサポート」では、ダブルケアカフェと言って、ダブルケアの当事者や支援者で共感しあう場が設けられております。

その他にも、講演会やセミナーの主催、ダブルケアサポーターと言って、「ダブルケアの視点」を持つサポーターの養成も行っています。

一人で悩まずに、こういったダブルケアの経験がある方のご意見も非常に重要ですので、参考にしてみてください。

 

画像出典：cdn.shutterstock.com

 

ダブルケアの対策法　まとめ

 

ここまで、ダブルケアの対策法についてみてきました。

ダブルケアというものは、一人で抱えていては心身ともに疲れ果ててしまうほどに大変なものです。

大切なことは、一人では抱え込まないことであり、誰かに相談することがダブルケアをする際には必要なこととなります。

そして、家族や親族の誰かに相談してみて、ときにはリラックスのできる時間をとるようにしてみてくださいね。

 

参考文献：

・ソニー生命保険「ダブルケア」

・ダブルケア（育児と介護の同時進行）の研究

 

 

☆関連お役立ち情報☆

・ダブルケアの体験談から見えてくる行政面の課題とは？ ・体験談から見る、ダブルケアの介護の実態とは？ ・ダブルケアとは？ ～仕事×育児×介護のトリプルパンチ～

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