超高齢社会の現在、育児をすると同時に自分の両親の介護をすることは珍しいことではなくなってきました。
このように、ダブルケアとは、子育てと親や親族の介護が同じ時期に重なることを指します。
例えば、女性の晩婚化は年々進み、また同時に親戚や兄弟などの人付き合いが希薄になってきている今、子育てと親や親族の介護を同時に抱え誰にも相談できず、十分なケアを受けられない方が数多くいらっしゃいます。
今回の記事では、「子育て×介護」のダブルケアが抱える問題点をみて参ります。
画像出典:pinkkorset.com
ダブルケアの現状とは?
現在、ダブルケアを行っている方は全国で約25.3万人いらっしゃいます。
女性の割合が16.8万人、男性が8.5万人です。
ほとんどの方が女性で、ダブルケアを行っているので、育児や家事、そして介護、仕事と様々な問題を同時に抱えています。
この現状が、深刻な事態を発生させているのです。
では、ダブルケアの問題点について具体的に見ていきましょう。
画像出典:botasot.info
関連する記事
【子育て×介護】のダブルケアの対策法とは??まずは、誰かに相談してみよう!
ダブルケアとは、子育てと親や親族の介護が同じ時期に重なることを指します。今回は、ダブルケアを行う方が介護や育児の負担を減らすためにできる対策法を紹介!
ダブルケアの体験談から見えてくる行政面の課題とは?
ダブルケアとは、育児と介護がダブルでやってくる状況のことです。そして今後も増え続けるであろう、ダブルケア。場合によっては、「育児×介護×仕事」のトリプルケアになることも多く深刻な問題です。今回は実際にダブルケアに直面した方のストレスや葛藤をご紹介します。
体験談で分かる、ダブルケアの介護の実態とは?
ダブルケアをしている育児世代は全国で数約25万人いるといわれています。特に、ダブルケアに追われている方は女性が圧倒的に多く、30代〜40代が中心になっていると言われています。今回はダブルケアについて、その苦悩や実態を内閣府の調査や体験者の声も併せてご紹介します。
ダブルケアとは? ~仕事×育児×介護のトリプルパンチ~
ダブルケアという言葉を聞いたことがありますか?実はこのダブルケアは今後の日本において深刻な社会問題になると考えられております。今回の記事ではダブルケアについて、その定義と背景について解説します。しっかりとダブルケアについて理解をしていきましょう。
訪問リハビリは手続きや手順は面倒?~窓口、対象者、実際の流れについて簡単に整理しました~
ケガなどで入退院し、在宅でもリハビリを継続したいと希望される方は多いと思います。本人、家族は身近なスタッフに質問をしてくることもありますが、知識が乏しいと必要な手順を伝えることに手間取るかもしれませんね。ここでは、訪問リハビリ導入にあたり必要な手順や対象を説明していきます。