THP(トータルヘルスプランナー)とは?〜多職種連携・協働・協調のキーパーソン〜

在宅医療の現状

 

ここで少し、なぜ在宅医療がこれほどに注目を浴び、重要視されているのかについて少しだけ触れさせていただきます。

 

終末期の療養場所

画像出典:ganmaga.jp

 

上の表にもあるように、日本において、どこで人生の最期を迎えたいか?という質問において、実に6割以上の方が、自宅を希望しています。

また、自宅での治療を望む方の6割の方が、「自宅で療養することはできない」という考えを持っているということが、厚生労働省の調査で明らかになっています。

このような「自宅で最期を迎えたい」というニーズ満たすために重要な役割を担っているのが、在宅医療なのです。

 

「visiting nurse」の画像検索結果

画像出典:www.vnatc.com

 

THP(トータルヘルスプランナー)の資格について

 

現在どんな人がいるの?

 

平成27年1月1日より本格的より本格的にスタートしたTHP(トータルヘルスプランナー)は現在32名全国各地で活躍されています。

THP(トータルヘルスプランナー)にふさわしい人物としては、

医療・看護・介護・福祉・保健に精通している看護師やMSW(医療ソーシャルワーカー)という条件となっています。

 

THP(トータルヘルスプランナー)に為るためには

 

THP(トータルヘルスプランナー)の認定基準を満たし、その後行われる認定施設での研修に合格した方が、THP(トータルヘルスプランナー)に為ることができます。

認定基準など詳しく知りたい方は〈こちら〉をご覧になってください。

THP(トータルヘルスプランナー)認定制度はまだ始まったばかりですが、試験などはないので、ぜひチャレンジしてみてください。

 

THP(トータルヘルスプランナー)とは?〜まとめ〜

 

今回はTHP(トータルヘルスプランナー)について紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。

まだまだ始まったばかりの資格ではありますが、在宅医療の重要性が高まる日本において、 THP(トータルヘルスプランナー)の重要性は今後高まってきます。

多職種連携・協働・協調のキーパーソンとして日本の在宅医療を支え、「自宅で最期を迎えたい」患者さんに寄り添った看護に挑戦してみませんか?

 

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