医療ソーシャルワーカー（MSW）の課題は…地位・認知向上？！

 

 医療ソーシャルワーカー（MSW）の課題2：地位向上

 

医療ソーシャルワーカー（MSW）は、病院、施設、役場等の組織があって初めて存在します。

このため、その組織のメインで働いている方々の補佐役になります。

例えば、病院でしたら、医師や看護師では対応できない部分を医療ソーシャルワーカーが補って患者様に安心を与える役割を担います。

このため、医師や看護師に納得してもらう報告ができるような支援をすることになります。

医療ソーシャルワーカーがこの方がいいと思っても、なかなか実現させられないのが現実です。

もちろん協力することは必要ですが、組織の中で医療ソーシャルワーカーの考え方がもっと尊重されるようになると、その組織がまた違った経営方針を発見できるようになるのではないかと思います。

 

画像出典：btlnet.co.uk

 

医療ソーシャルワーカー（MSW）の課題3：報酬体制の確立

 

医療ソーシャルワーカー（MSW）の仕事は無償です。

利用する方に支払いは発生しません。ボランティアのような存在なのです。

しかし、医療ソーシャルワーカーの仕事はとても重要です。

一度導入してしまえば、なくてはならない存在であるはずです。

ですから、医療のように点数化して、ソーシャルワーカーにも働いただけの報酬が国や県から支払われてもいいと思います。

業務は多岐にわたるため、医療行為のように簡単に点数規格を決めることはできないと思います。

しかしそれなりの報酬が得られれば、ソーシャルワーカーの意欲向上にもなりますし、周囲の見方も変わってくると思います。

 

画像出典：074d8cf.jpg

 

医療ソーシャルワーカー（MSW）の課題：まとめ

 

医療ソーシャルワーカーの活躍は他分野にまたがるため、何でも屋のような印象があります。

しかし、それぞれ個人を見ていただければわかるように、その分野の専門性を最大限に生かして相手のために頑張っています。

一人ひとりが生活の質を向上させることは、国全体が向上することでもあります。

そのためにも、医療ソーシャルワーカーが樹の根っこの部分として、頑張って働いていることを多くの方に気づいてもらい、地位向上が図られることを願っています。

 

 

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