看護師の年収は、働く場所や労働条件により様々ですが、管理職になると収入はどのように変化するのでしょうか。
看護部のトップリーダーである看護部長、看護師長、主任看護師の年収についてまとめてみたいと思います。
画像出典:positiveregrowth.com
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看護部長の年収ってどれくらい!?
看護師の年収は、経験年数に比例して増加する傾向にあります。
看護部長ともなれば、一般的には看護師としての経験年数も長くなり、基本給も必然的に多くなります。
平成24年度の民間病院給与実態調査によると、看護部長の給与は以下のように報告されています。
- 40〜44歳 : 約 ¥424,493
- 44〜48歳 : 約 ¥474,426
- 48〜52歳 : 約 ¥512,974
- 52〜56歳 : 約 ¥527,298
- 56歳〜 : 約 ¥539,707
看護部長全体のの平均年齢は55歳となっており、平均給与は¥524,196となっています。
病院や施設により給与体型に違いはありますが、基本給+役職手当として給与支給している場合が多いです。
賞与に関しては基本給に対しての支給となるため、単純に2ヶ月分の賞与だから、通常もらう給与の2ヶ月分とはなりません。
平均年収としては650〜700万円程度となりますが、公立病院では約850万円、民間大学病院では約750〜800万円、民間総合病院では約650〜700万円程度と、施設によっても差があります。
多いところでは1000万を超える年収の看護部長もいるようです。
看護師としての経験年数に対しての基本給も高くなるため、役職手当として支給されている平均は約8万円程度になると推測されます。
看護師として働く場合に、収入に反映される大きな手当が夜勤手当です。
看護部長が夜勤をして手当をもらうということはほぼ無いかと思いますが、場合によっては大病院のベテランスタッフの基本給+夜勤手当などの収入と比べて、小規模の民間病院の看護部長の収入を比べると、大病院のベテランスタッフの収入の方が多い場合も珍しくありません。
また若くして看護部長に就任する場合には、看護師としての経験年数が短く、基本給も低いため、夜勤手当が高額な病院では、同年代のスタッフよりも収入が少ないという状態になることもあります。
▶ 次ページへ:看護師長・主任看護師の年収はいくらぐらい?
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