看護師がリハビリ職と連携するメリット③:誤嚥のリスクを避けるためのヒントを貰える
食べ物の誤嚥は命の危険にも繋がります。
しかし、好きなものを食べたい、食べさせたいという本人や家族の思いは強くなってしまいがちです。
「食べる力」については、本人の身体的機能や嚥下機能をふまえて、どのように周囲が対応するかが非常に大切なのです。
看護師はリハビリスタッフだけではなく、栄養士や、医師など多職種での連携が必要です。
画像出典:dailynurse.com
看護師がリハビリ職と連携するメリット④:リハビリ職しか知らない患者さんの情報を共有するため
それぞれの職種は、おおよそ1時間弱の間、患者さんやご家族と過ごします。
その個別性は非常に高く、屋外を歩行練習していた時に、普段は話さないような困り感をセラピストに話すなどということは、よくあることです。
医療チームとして重要な内容が含まれている場合もあります。
看護師として、もし聞いてほしいことがあれば、ポイントを絞ってお願いしておくのも一つの方法でしょう。
ただし、時には非常にプライベートな内容もあるため、収集した情報の管理に注意が必要です。
看護師がリハビリ職と連携するメリット⑤:看護ケアの質向上と負担の軽減
リハビリの中でみられた機能の改善や、介助法の工夫、道具の活用などは、看護ケアの中でも取り入れることができるものもあります。
また、各職種が考えるリスクについては、看護ケアにおいてもどのように対応したら良いのかを検討しておくことができます。
看護師だけがケアプランを考えるのではなく、一人の患者さんやご家族に対してチームで関わっているという意識で「使えそう」という情報を引き出しましょう。
画像出典:www.medstaffinc.com
看護師がリハビリ職と連携すべき理由5選 まとめ
在宅では、様々な事業所のスタッフが一人の患者さんを担当することも多いものです。
しかし、リハビリはリハビリ、ではなく、看護師が知っておくと良い情報を引き出して、看護ケアにも役立てましょう。
現在の患者さんの運動機能を知り、楽で安全な介助方法を知っておくことで、看護師自身の身体的負担の軽減にも繋がります。
また、コミュニケーションの不成立も、患者さんだけではなく、看護師にとっても辛いものです。
リハビリスタッフからの情報は看護師自身の心身の負担の軽減に繋がります。
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