管理栄養士とは ～食のトータルスペシャリストが活躍する場所は多い～

管理栄養士の活躍場所とは？

 

1. 医療や福祉チームの一員として

 

食事は身体を維持するだけではなく、ケガや病気の回復を助けます。

管理栄養士は病院の中ではNST（栄養サポートチーム）の中に入り、医師や看護師、言語聴覚士などとチームをつくり、ひとりひとりに最善の食事を考えます。

嚥下障害の患者さんについては、食べる楽しみを保ちながら、安全に栄養をとって食べられるメニューを考えていきます。

 

2. 保健センター員として

 

保健センターでは、管理栄養士は母子や高齢の方などの 栄養相談を受け持ちます。

離乳食教室など、子育ての食事に関する相談や高齢者の健康相談などが主な仕事です。
また、こうした栄養相談は、個別に行われることが多いので、実行できる効果的なアドバイスを行うことが求められる仕事です。

 

ただし、保健センターは人気の職場ですが、保健センターで働く管理栄養士は公務員なので公務員試験を受ける必要があるので注意が必要です。

 

画像出典：livedoor.blogimg.jp

 

3. 学校の先生として

 

子どもたちに必要な栄養素を分析し学校給食のメニューの作成を行い、子どもたちに適切な給食を提供します。

また、アレルギー・肥満・糖尿病などの指導なども行うこともあります。

 

他にも管理栄養士は、子どもたちに食事の大切さを伝えるための授業をすることもあります。

子どもたちが幼いうちから食に興味をもつことで、健康で長い人生を楽しみ、社会で活躍することに繋がります。

 

 

画像出典：mirellefurtado.com.br

 

4. 企業やスポーツ業界のコーチとして

 

トップアスリートに対して、運動能力を高めるための栄養や食事に関するアドバイスをしています。

現在は、栄養面からケガや疲労が起こりにくい身体づくりのサポートが管理栄養士には求められています。

 

また、企業に対してコンサルティングを行うことも多々あります。

レシピ集「資生堂社員食堂の『健美食』インナービューティー」というレシピ本が流行になっておりましたが、

あの時大活躍していたのも、管理栄養士でした。

 

▶ 次ページへ：管理栄養士ってどんな職業～まとめ～

 

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