パーティ、結婚披露宴、記念日などなど、、、近頃、フランス料理を口にする機会は増えてきていると思います。
しかし、フレンチを楽しむために必要な最低限のマナーなんて今更聞くことはできません、、、
そこで!
今回はフレンチの基本的なマナーをいくつかご紹介いたします。
画像出典:http://tabelog.com
テーブルセッティング
席に座った際には、すでにセッティングされているお皿やフォーク・ナイフ類がありますね。
このテーブルセッティングは基本的に世界共通なんです。
フレンチのコースは、前菜~スープ~魚料理~肉料理~デザートの順番に運ばれてきます。フォークとナイフはこれにならって、自分から見て外側に置いてあるものから順番に使うようにしましょう。
フォーク・ナイフは料理に合わせた大きさや形をしていますので、外側から使うとちょうど良いようにセッティングされているんです。
フォーク・ナイフの使い方
食事中は、右手にナイフ・左手にフォークが基本で、魚や肉などは左側から切り分けてフォークで口に運ぶのが正しいマナーです。
ワインや水などを口にする際に食事中にナイフを置く場合は刃を手前にしてお皿の上にハの字に置きます。フォークも同様にお皿の上にハの字に置きますが、フォークの背を上にして置くのが正しいマナーです。
食事が終わった場合は、ナイフとフォークを揃えて、お皿の右側に置きます。これがお皿を下げてもらう「ごちそうさま」のサインになるのです。
スープの飲み方
日本食とは異なり、お皿は必ず置いたままスプーンですくって飲むようにしましょう。
スプーンは自分から見て奥から手前に動かしてスープをすくうようにして飲みます。
最後の方になるとスープがすくえなくなるため、お皿を手前に少し傾けて飲むようにしましょう。間違ってもお皿に直接口をつけるのはマナー違反です。
ただし、スープ皿が手持ちの付いたカップの場合は持ち上げて口をつけても大丈夫です。
メインディッシュ(魚料理・肉料理)
メイン料理は自分から見て左側からフォークを刺して、ナイフで一口分を切り分けて、一口ずつ口にするのが基本です。
間違っても最初に全部一口大に切り分けてしまわないようにしましょう。
骨付き肉の場合は、骨の近くにナイフを入れて切り離しやすいようにフォークで押さえましょう。
どうしても骨から外せない場合は手で持っても問題はありません。
おまけ:フォークでのライスの食べ方
メインディッシュと一緒にライスを食べる際はどのように食べるのがマナーなのでしょうか?
右手でナイフ、左手でフォークを持って料理を食べている状態のまま、左手のフォークの背にライスをのせて口に運ぶのが一般的です。
ただし、フォークですくって食べる文化もありますので、すくうようにして食べるのもマナー違反ではありません。
どちらでも自分が食べやすい方法で良いということです。
まとめ
ナイフとフォークの使い方を初めとしたフレンチのマナーは、その他の料理を食べる際のマナーにも活かせます。
最初は慣れないかもしれませんが慣れると自然にできるようになるはずです。
フレンチを食べる機会は、食事会や結婚披露宴などの大切な場面が多いため、その大事な機会を台無しにしないように、また大人としてきちんとした対応ができるようにするためにも、最低限のマナーを身につけておきましょう。
フレンチの際のマナーの他に、和食を食べる際のマナー、お酒を注ぐ際のマナーなどの記事もあるので、気になる方は是非!
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