タクティールケアの具体的な活用例とは? 具体的方法やコツもあわせてご紹介

 

タクティールケアを実施するときのコツって??

 

タクティールケアの最大のコツは相手に対して思いを込めて実施することにつきると思います。

このことを踏まえた上で、それではタクティールケアを実施するときのコツについて具体的に考えてみましょう。

 

タクティールケアのコツその.1:効果を期待しすぎないこと

 

タクティールケアの方法を実践しても、効果を実感できないこともあります。

入門書などで紹介されている場合、効果が出て良い結果ばかりが紹介されているので、同じように行っても紹介されているような効果が出ずに、不安になることもあります。

その際には、タクティールケアの本質を思い出してみましょう。

タクティールケアは「効果を期待する」ものではなく、「その人に寄り添うこと」をタクティールケアという方法を用いて行っています。

まずは利用者さんと共に過ごしている時間が大切にしてください

 

タクティールケアのコツその.2:体に触られることが苦手な利用者さんには…

 

まずは利用者さんとタクティールケアについての話をしましょう

どのような方法で行うのか、どのような効果が期待できるのかについて具体的に話しましょう。

そして、日常的にあいさつをするような形で、「握手」をする機会を作り、手を握りしめることなどで、抵抗がないことを確認して、「手」から始めることをお勧めします

 

「sozialen bereich」の画像検索結果

画像出典:apmsambulance.co.uk

 

タクティールケアの具体的な活用例と具体的方法、そしてコツを紹介!! まとめ

 

これまで、タクティールケアの具体的な活用場面、具体的な方法、そしてタクティールケアのコツについて見てきました。

最後に、ここでタクティールケアを行う施術者の心構えを最後に紹介しましょう。

タクティールケアは肌に触れながら心と心のコミュニケーションです。

施術者は利用者さんのことをまずは思いやる気持ちを持つことが大切です。

認知症の利用者さんが「なぜ、不安なのか?不安に思う気持ちの原因は何のか?どうしたら幸せな気持ちになれるのか?」を考えてみることも大切でしょう。

答えを見つけることに意識せずにただ寄り添うことが大切になってきます。

今の自分の気持ちを受け止められてもらえることから、より深い信頼関係が構築できます。

最初から信頼関係ができていれば、なお効果が期待できますが、焦らず寄り添うこと、一緒に過ごすことが大切でしょう。

 

*参照:『タクティールケア入門 第3版』(2014年2月15日、日経BPコンサルティング)

 

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