訪問看護は介護保険法の制定により、65歳の高齢者の場合は介護保険が優先され、特定疾患や終末期などの特定の患者以外は介護保険法で定められた訪問看護サービスを提供することに。
そのため、介護保険法についての知識が必要になります。
つまり、せっかく勉強するなら、ケアマネジャーの資格を取ろうと思う人も多いはず!
そんな向上心旺盛の看護師さんに向け、
訪問看護室に異動になり、病院から資格を取るように言われて半ば強制的に資格を取った筆者が、ケアマネージャー資格の有無で、どのような変化があったのかをご紹介します!
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ケアマネジャーを取って感じたメリット
【ケアマネジャー資格取得後の変化1】患者さんの見方がいい意味で変わった
病院で看護師をしていた時も患者さんを見ているのですが、ケアマネジャーの仕事を始めると患者さんが今まで生きてきた経過や家族の背景を知ることになります。
背景がわかると、より深く患者さんを理解することができます。
病院で勤務している時は、病気が良くなるためにいろいろと制限ができ、そのことを指導します。
守れないと患者さんに対して、自己管理ができない人とレッテル貼り、冷たく対応してしまうものです。
私もそうでした。。。
しかし!
背景を知ってしまうと患者さんがどうしてこの病気になってしまったのか、どうして自己管理ができないのかが理解できるようなります。
もちろん、だからと言って病気が悪化することを推奨しているわけではありません。
でも、人はそれぞれ生きていかなくてはならないし、そのために仕事をし、自分が責任を持ってする行いがあるのです。
それが、病気を良くすることの妨げになっていることもあります。
自分の仕事、責任を全うできるのであれば、すこぶる良くならない状態だったとしても、それが良いと選択する人もいるでしょう。
いわゆるQOLです。その人にとっての生活の質です。
そう思った時に、病院で勤務しているときは、患者さんを見ていたのではなく、患者さんの病気だけを見ていたのだと気づくことができました。
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【ケアマネジャー資格取得後の変化2】パソコンに強くなる
ケアマネジャーの仕事は、患者さん宅へ訪問し、相談を受け付け、介護保険の手続き・サービスの調整などを行う仕事です。
その中で必ず必要なのは書類作成です。
この書類手書きではなく、パソコンのソフトを使うので、パソコンを使いこなせるようにはなります。
逆にパソコンが苦手であれば、多少苦労されるでしょう。
今は病院も電子カルテにっているので、パソコンが使えない看護師さんはいないかもしれませんが。
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