訪問看護のマナーに関する悩み5選!~これから訪問する方はぜひ参考に~

 

看護師の仕事は専門職ですが、サービス業とも言われているように、ある意味接客業です。

ですから、病棟勤務であっても接遇は必要ですが、訪問看護では患者さん宅へ訪問するので、訪問先でのマナーも必要となります

今回は訪問看護のマナーに関する悩みを5つ、ご紹介いたします。

 

画像出典:listenandlearn

 

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【訪問看護のマナーに関する悩みその1】患者さん、一人ひとりに独自のマナーがある

 

病院では患者さんに対しては笑顔であいさつすることは日常的です。

病棟の看護師さんは患者さんの病状によっては臨機応変に対応されるでしょう。

訪問看護も同様で、患者さんの自宅を訪問しますので、患者さんに合わせる必要があります。

患者さんによっては話をする際にも小声で話してほしいと言われることもありますし、感染について神経質になっておられる患者さんやご家族もいらっしゃいます。

必ずマスクをつけてほしい、手袋を1ケアずつ変えてほしい、指定の物品を使ってほしいなど多種多様です。

10人おられれば10通りマナーがあると言っても過言ではありません。

 

【訪問看護のマナーに関する悩みその2】言葉遣いの問題

 

敬語で話すのは親密な関係を築くうえで妨げになる??

 

看護師として勤務する以上、病院勤務であろうと訪問看護であろうと失礼な言葉遣いをすることはないでしょう。

しかし、訪問看護の場合はあまり病院の外来のように常に敬語で話すことによって親密な関係を築くことの妨げになることもあるのです。

 

相手と自分の関係性を意識する

 

訪問回数を重ねるたびに少しずつ親しい感じを出しつつ、失礼のない言葉を選ぶというのはかなり難しいことです。

また、一辺倒ではいかず、各患者さん、ご家族にあった言葉遣いを選ばなければいけません。

丁寧な言葉より、普段話す方言をまじえた言葉の方が高齢者の方には理解しやすいかもしれません。

ご家族によっては知識を十分にお持ちの方は逆に専門用語で簡潔に話してもらいたいと思われる方もいらっしゃいます。

丁寧な言葉でなおかつ温かさが伝わるような言葉遣いが求められます。

 

画像出典:brocktonvna

 

【訪問看護のマナーに関する悩みその3】お茶など患者さんやご家族から贈答品をどう断るか

 

贈答品というとおおげさになりますが、高齢者の方に多いのですが、お客様感覚でお茶を出すのが当たり前という考えのお持ちの方が結構多くいらっしゃいます。

最初の契約の際にはきちんと説明をさせていただきますが、それでもお茶の用意をして待っておられたり、中元、歳暮の時期には何か用意をされていたりすることがあります。

お気遣いはとてもうれしいことなのですが、受け取ることはできません。

一度もらってしまうとエスカレートしていくので、最初からきちんと断ることが大事なのですが、怒り出したりする方もいらっしゃるので、この気持ちの部分に対しては本当に難しいところがあります。
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