訪問看護のマナーに関する悩み5選！～これから訪問する方はぜひ参考に～

 

【訪問看護のマナーに関する悩みその4】患者さんの物を使用することに対する気遣い

 

病棟勤務の際にもティッシュペーパーやオムツなど患者さんが持参されているものを使用します。

訪問看護に出て感じることですが、特に高齢者の方は結構、この消耗品を自分なりの使い方をしている方が多いのです。

例えば、

 

• ・一度使ったティッシュペーパーを捨てずにおいていたり、2枚になっているのを1枚ずつにしている
• ・陰部洗浄のあと、ティッシュで拭き取るともったいないと古着や古いタオルで1回分ずつ使い捨てできるように作っている
• ・新しいタオルを陰部用のタオルとして洗濯している

 

また、逆に使い捨てできるものをたくさん置いておられる方もいらっしゃいます。

 

• ・水の出し方、水道の止め方にも注文をつける
• ・陰部洗浄用に汚染したオムツの汚れていない部分を残している

 

患者さん宅で使用させていただく物品に関しては全て患者さん、ご家族のお金がかかっています。

訪問看護では患者さんやご家族に聞いてから使用するようにしましょう。

 

画像出典:rd

 

【訪問看護のマナーに関する悩みその5】ちょっとしたミスでもご家族の負担になる

 

清拭、洗髪や陰部洗浄など保清をする場合、お湯を準備します。

もちろん、汚染しないように注意をしているのですが、お湯が漏れてしまったりしてシーツや寝衣を汚してしまうことも時々はあります。

病棟勤務では自分だけが二度手間になるのですが、訪問看護では汚れた分のシーツや寝衣の洗濯はご家族の負担になります。

保清の時だけでなく、オムツ交換の際のオムツの当て方が悪くて尿漏れした場合などもやはりご家族の負担になるのです。

ケア一つ一つに慎重かつ丁寧かつスピーディーにこなさなくてはいけません。

 

画像出典：convenientcaremedical.com

 

訪問看護のマナーに関する悩み　まとめ

 

• ・ 患者さんの独自マナーを理解する
• ・ 患者さんに適した言葉遣いを
• ・ 関係を壊さない断り方
• ・ 患者さんの物を使わせてもらっているという気持ち
• ・ ちょっとした不注意がご家族の負担に

 

基本的なマナー以外にも、訪問看護では注意を払わなければならないマナーがあります。

一般的に許されるものであっても、各患者さん宅へ訪問するのでそれぞれのマナーがあると思って対応されることが必要でしょう。

 

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