「看護過程」は看護を展開していく上で基本となるものです。
「看護過程」の定義としては、次のように言うことが出来ます。
看護の知識や経験に基づいて患者の看護上の問題を明確にして、計画的に看護を実施、評価するための系統的、組織的な活動
※関連記事:看護過程とは? ~実は「身近」だった看護過程、2人の大理論家~
定義としては非常に難しく感じてしまうかも知れませんが、看護過程は決して難しいものではありません。
自分自身の看護の質を上げるためにも、また患者さんにより良い看護を提供するためにも、看護過程を理解し実践していくことは大切なこと。
そのためにできることの一つが本を読み、知識を得ることです。
そこで今回は看護過程に関するオススメの書籍をご紹介していきます。
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【看護過程に関するオススメの本その1】病期・病態・重症度からみた疾患別看護過程+病態関連図 第2版
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即実践で活用できる書籍といえば、まずこの書籍です。
看護過程に関する書籍には、疾患、症状などを細かく分析し、それらを参考に看護を展開するという内容のものが多いです。
こちらの書籍は106の疾患についての原因、経過、症状、などが詳しく掲載してあり、そこから導く診断、計画、実施までのポイントなども記載されているため、実践ですぐに活用できる一冊です。
フローチャートにて詳細に疾患の解説がしてある点や、検査、治療法、使用する薬剤についても解説してある点は非常に役立ちます。
看護師さんだけでなく、看護学生さんにも活用してもらえる1冊です。
【看護過程に関するオススメの本その2】緊急度・重症度から見た症状別看護過程+病態関連図 第2版
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最初に紹介した、「病期・病態・重症度からみた疾患別看護過程+病態関連図 第2版」の症状に着目して制作されている書籍です。
同一の症状であってもその緊急度、重症度によりアセスメント方法や看護展開は変わってきます。
詳細な関連図から様々な可能性を考えることができ、臨床の場においても活用できる一冊です。
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