看護師にとっては、仕事仲間として身近になりつつある介護士。
その中でも国家資格である介護福祉士は、実務経験を積みながら取得する方法もあるのです。
そのため、実は「介護士さん」と言っても、職場によっては持っている資格は様々かもしれません。
今回は、実務経験を積みながら介護福祉士を目指している人が必ず受講する「実務者研修」についてお伝えします。
画像出典:bettercaring.com
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実務者研修とは
現在介護資格の中で唯一の国家資格は介護福祉士です。
介護福祉士の資格は、大学や専門学校などで指定された単位を取得して卒業し、介護福祉士として登録する方法のほかに、全くの未経験から実務経験を積みながら国家試験の受験をする方法もあります。
介護への導入資格となるのは介護職員初任者研修(旧:ホームヘルパー2級に相当する)ですが、国家試験受験に必須となるのが実務者研修です。
実務者研修は旧資格でいうと、ホームヘルパー1級や介護職員基礎研修に相当します。
実務者研修を取得するためには
実務者研修の対象とは
受講資格は特にありません。様々な世代の人や、様々な立場の人が受講しています。
介護福祉士の受験に必須であることから、多くは介護福祉士の受験を視野に入れているのではないでしょうか。
実務経験と見なされる条件とは
従業期間3年以上かつ従事日数540日以上の実務経験と、実務者研修の修了によって国家資格である介護福祉士の受験資格が与えられます。
実務経験が認定される事業所については、高齢者だけではなく、障害者、児童など多様です。
しかしながら細かな規定があるので、実務経験としたい勤務期間が、認定可能な勤務条件であるかを確認する必要があります。
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実務者研修は持っている資格によって免除科目がある
実務者研修は取得している資格によって免除科目があるため、修了までの期間は約1か月から約半年程度と差があります。
最短の約1か月で取得できるのは、過去に介護職員基礎研修を修了している場合です。
ホームヘルパー2級および介護職員初任者研修修了者は約4か月、全く無資格の方が約半年となります。
無資格の方が受講申し込みをすることが可能な講座では、介護職員初任者研修相当の学習期間が含まれていると考えると良いでしょう。
ある程度の期間を要するため、年に1回しかない国家試験の受験日を考慮しながら、早めに受講しておくことがおすすめのようです。
カリキュラム以外のサービスは学校によって異なる
内容は規定がありますので大きな差はありませんが、費用だけではなく、学習のサポート体制や、日程、就職サポートなどは地域やスクールによって様々です。
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