貴方の職場に男性の介護職員はいますでしょうか。
あるいは介護職への転職をお考えでしょうか。
職場に男性の介護職が入職した、男性で介護職への転職を考えている、今回はそんな方向けに男性介護士のメリット・デメリットをお伝えしたいと思います。
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男性介護士のメリット:長期間働ける、力仕事はお任せあれ
介護は、人生の終末というプロセスをお手伝いする仕事です。
しかし亡くなられるまで、施設や病院を出られるまでを見届けられる人材は意外と少ないのが現状です。
男性介護士のメリット1:長期間務めればキャリアアップしやすい
せっかくご入居者様や患者さんと信頼関係を築いても、介護から離れてしまったり、女性なら結婚や子育てを機に離職する方もいらっしゃいます。
それだけキツイ仕事ということかもしれませんが、それでは高齢者の方は安心してお世話をしてもらうこともままなりません。
身体機能や病歴、認知症のレベルなどをしっかりと把握するには時間がかかるので、長く勤めるほど入居者、利用者に詳しくなり、その知識は介護の質として活かされます。
その為、結婚や子育てによって職を離れるリスクが小さいという点は他の職業以上に重要なポイントであると言えるでしょう。
男性介護士のメリット2:力仕事を安心して任せられる
当然ながら、力仕事を安心して任せられる事もメリットです。
一人での身体介助はご入居者様・患者さんの身体機能によっては危険性が高いものの、まだまだ人手が足りず1人介助が行われるのが実情です。
男性の場合、相対的に女性より力が強いので、身体の大きな方や、下肢の筋力が低下して立てないような方の介助でも行えるなら、それも大きなメリットであるといえるでしょう。
貴方が介護への転職をお考えでも、上記の点がそのままメリットです。
介護現場では男性の、管理職候補の不足が問題となることもしばしば見られます。
ということは、それだけキャリアアップの機会が多いということでもあるのです。
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