貴方の職場に男性の介護職員はいますでしょうか。
あるいは介護職への転職をお考えでしょうか。
職場に男性の介護職が入職した、男性で介護職への転職を考えている、今回はそんな方向けに男性介護士のメリット・デメリットをお伝えしたいと思います。
画像出典:soutaoboa.com
男性介護士のメリット:長期間働ける、力仕事はお任せあれ
介護は、人生の終末というプロセスをお手伝いする仕事です。
しかし亡くなられるまで、施設や病院を出られるまでを見届けられる人材は意外と少ないのが現状です。
男性介護士のメリット1:長期間務めればキャリアアップしやすい
せっかくご入居者様や患者さんと信頼関係を築いても、介護から離れてしまったり、女性なら結婚や子育てを機に離職する方もいらっしゃいます。
それだけキツイ仕事ということかもしれませんが、それでは高齢者の方は安心してお世話をしてもらうこともままなりません。
身体機能や病歴、認知症のレベルなどをしっかりと把握するには時間がかかるので、長く勤めるほど入居者、利用者に詳しくなり、その知識は介護の質として活かされます。
その為、結婚や子育てによって職を離れるリスクが小さいという点は他の職業以上に重要なポイントであると言えるでしょう。
男性介護士のメリット2:力仕事を安心して任せられる
当然ながら、力仕事を安心して任せられる事もメリットです。
一人での身体介助はご入居者様・患者さんの身体機能によっては危険性が高いものの、まだまだ人手が足りず1人介助が行われるのが実情です。
男性の場合、相対的に女性より力が強いので、身体の大きな方や、下肢の筋力が低下して立てないような方の介助でも行えるなら、それも大きなメリットであるといえるでしょう。
貴方が介護への転職をお考えでも、上記の点がそのままメリットです。
介護現場では男性の、管理職候補の不足が問題となることもしばしば見られます。
ということは、それだけキャリアアップの機会が多いということでもあるのです。
▶ 次ページへ:男性介護士のデメリットって??
関連する記事
実務者研修とは〜資格の取得方法やメリットなどもお伝えします〜
看護師にとっては、仕事仲間として身近になりつつある介護士。その中でも国家資格である介護福祉士は、実務経験を積みながら取得する方法もあるのです。今回は、実務経験を積みながら介護福祉士を目指している人が必ず受講する「実務者研修」についてお伝えします。
現役訪問看護師に『家族看護』で気をつけていることを教えていただきました!
訪問看護においては患者さんへのケアはもちろん、利用者の家族との関係が大切になってきます。今回は現役訪問看護師のyukimamaさんに『家族看護』で気をつけていることについて執筆していただきました。自分の今までの経験を踏まえて在宅においての家族看護で気をつけていることについてお伝えしたいと思います。
在宅看護は「人生のファーストチョイス」としての価値がある【日本ホスピスホールディングス・高橋 正社長インタビュー2】
日本ホスピスホールディングスの高橋 正社長インタビュー記事第2回です。「年間1万人の看取り支援」というビジョンを掲げる日本ホスピスホールディングスには、どのような工夫があるのでしょうか? 看取りを自分事として取り組むなら、本記事は必読です!
【精神科看護師まとめ】役割、求められるスキル、学び・やりがいについてまとめました
今回は、精神科にて働く精神科看護師に関する記事を役割、スキル、学び・やりがいに分けてまとめてみました!この記事を全て見たら、精神科看護師に関することは一通り分かります。
【体験談】訪問看護師に50歳で転職して反省・後悔したこと
「アラフィフ」になり、夜勤がある病棟勤務が体にこたえるようになったころ。50歳の時に訪問看護に転職。管理者としての転職だったのですが、出来れば「もう少し若い間に転職していればよかった」と後悔している体験や所感についてお話します。