介護福祉士とホームヘルパー、どう違うの?

 

介護施設などで働く、オムツ交換や入浴介助を行う人。

介護福祉士もホームヘルパーも、ざっくりとそのように理解している方も多いのでは

今回は介護職の中でも、介護福祉士とホームヘルパーの資格ごとの違いにスポットを当ててみたいと思います

 

care_worker

画像出典:static.wixstatic.com

 

訪問介護で働けるという点では同じ!

 

現在では名称が介護職員初任者研修に変更されておりますが、介護福祉士と介護職員初任者研修を修了した者しか実施できないサービスがあります。

それが、訪問介護です。

訪問介護、つまりホームヘルプサービスを提供する人として、ホームヘルパーは設定された資格であると言えます。

介護保険法では「訪問介護」「地域密着型サービス」「通所介護」「特定施設」など、現在実施される介護サービスについて、その定義が示されていますが、サービス提供者の資格に言及するサービスはそう多くありません。

上の例でいえば、訪問介護以外の「地域密着型サービス」(グループホームなど)、「通所介護」(デイサービス)、「特定施設」(有料老人ホームなど)でサービスを提供する者については言及されず、これらのサービスについては無資格者でも実施が可能です。

だからこそ、似ている資格であると思えるのかもしれませんね。
▶ 次ページへ:介護福祉士とホームヘルパー求められる能力の違いとは?

関連する記事


介護福祉士のキャリアパスとは〜他職種との連携がカギ?〜

介護職員はいくつになってもオムツを変えている、そんな風に思っていませんか? 介護職員として働く人や、チームとして一緒に働く医療従事者の方にとって、長く務め経験を積んだ介護職員の昇進、キャリアパスは気になる内容かもしれません。今回は介護福祉士のキャリアパスを考える上で重要なポイントをお伝えできればと思います。

具体例を交えて解説! 介護福祉士と社会福祉士の違いって?

介護福祉士と社会福祉士、何が違うの?そんな疑問をお持ちの方は多いと思います。名前も似ているし、働いている場所も似ています。しかし、その業務の内容は全くの別物!今回は、介護福祉士と社会福祉士、どう違うのかを見てみましょう。具体例を用いて解説しているので、一読してわかること間違いなし♩

ケアマネジャーと介護福祉士の、実務面や給与面の違いについて

介護の資格には、ケアマネジャーや介護福祉士、ヘルパー等いくつか種類がありますが、それぞれの資格には、どのような違いがあるのかご存じでしょうか?今回は、特にケアマネージャーと介護福祉士の違いについて、資格の概要から仕事の内容、給与面の違いまで、徹底解説します!

都内のおすすめの勉強場所7選〜自習室編〜

家より外に勉強場所を求める人が増えてきた昨今ですが、それに合わせて「自習室」というシステムも増えてきました。自習室のいい所は、なんといっても電源やWifiが使えること!自習室はいうなれば、第二の書斎!本記事では、都内にあるおすすめの自習室を紹介します。