胃ろうの手術方法
胃ろうの手術は内視鏡を使用し、比較的負担の少ない手術
胃ろうの手術は内視鏡を使って、10〜30分程度で行われます。
内視鏡から胃の中に空気を送り、胃を膨らませることでお腹と胃をくっ付けた後、局所麻酔をして専用の針を使ってお腹と胃に一気に穴を開けます。
局所麻酔で行われ、出血はほとんどなないため、入院期間も短くて済み、体への負担はかなり少ない手術です。
胃ろうの術後
胃ろうの術後は数日間様子を見たうえで、問題がなければ栄養剤を投与して、逆流がないかスムーズに流れるかなどを確認します。
術後4日ほどで、問題がなければ入浴も可能となります。
状況によっては全身麻酔などで開腹手術が行われることがあります。
画像出典:localhealthguide.com
胃ろうの手術 まとめ
今回は胃ろうの基本的な知識についてまとめてきました。
胃ろうの手術は比較的負担の少ないものですが、胃ろうを増設する場合、介護が長期化する可能性があるなど精神面や倫理面で本人・家族の抵抗感がある手術であることは事実です。
看護する上で本人や家族の思いにも耳を傾けられるとよいですね。
次回は、胃ろう手術後の経過観察について詳しくまとめていきたいと思います♪
※参考文献
・NPO法人PDN(Patient Doctors Network)
・安心介護
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