失語症だけじゃない!コミュニケーション障害の特徴って?

 

構音障害は発音に必要な運動が難しい

 

構音障害(こうおんしょうがい)は、発音に必要な脳神経―筋肉の経路のどこかが障害されることによって起こる言語障害です。

脳血管疾患の他、脳腫瘍やパーキンソン病、重症筋無力症などが原因として挙げられます。

ろれつが回らない」などと称されることが多く、発音がはっきりしない状態です。

話すスピードが一定しない、呼気が続かないなどの要因で、聴き取りづらい場合もあります。

認知症や失語症などを合併していなければ、言語の理解や表現の内容に問題はありませんが、周囲からは誤解されやすい障害です。

特に進行性の重度障害の場合には、ICT機器などをコミュニケーションの代替ツールとして活用する場合があります。

 

画像出典:themarketingnutz.com

 

その他コミュニケーションが難しい疾患は多数ある

 

先述した以外にも、コミュニケーションに難しさが表れる疾患は多いものです。

たとえば、認知症の代表的な症状としても、コミュニケーションの難しさが挙げられます。

記憶や感情のコントロール、集中力の低下などが言語コミュニケーションに大きく影響します。

その他にも、

 

  • ・聴覚障害
  • ・悪性腫瘍などによる舌や声帯の摘出後
  • ・精神疾患

 

など、様々な要因で円滑なコミュニケーションが難しくなります。

様々なコミュニケーション障害の特徴を知って患者さんの理解を深め、看護ケアの質を上げることに繋げていきましょう。



▶ 次ページへ:コミュニケーション障害の特徴 まとめ

 

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