サ高住に求められる役割
【サ高住に求められる役割①】自立した生活を送れるが、万一の事態に備えたい高齢者の方を受け入れる
高齢者が安心して生活するための、ひとつの選択肢としてサ高住は高齢者に選ばれています。
日常生活に介護やケアが必要となる場合には、介護施設や有料老人ホームを選び、介護保険制度を利用して介護ケアを受けることが一般的です。
しかし介護施設は入居を希望する人が多く、長期間順番待ちをしなければなりません。
また有料老人ホームでは、入居時に高額な費用が必要となる場合が少なくないです。。
生活は自立して送ることができるが、現在の住宅環境よりは安全に、また緊急時に対応が可能な環境を求めて、サ高住は高齢者に選ばれる施設となっているのです。
画像出典:tyentbrasil.com.br
【サ高住に求められる役割②】多様なニーズに応える ex.24時間営業
サ高住は、これまでの居住スペースとしての役割に加えて、十分な介護ケアが必要となる要介護者や、認知症の人に対しても対応する施設が増加してきています。
夜間の看護師や介護士の配置もおこない、24時間、365日ケアに対応するサ高住も増えています。
施設数が一気に増加したことにより、サ高住は施設ごとに様々な特徴を備えるようになってきているのです。
【サ高住に求められる役割③】十分な安全性の提供
数が増えたことにより、入居できる高齢者の数が増えたことは良いことではありますが、乱立している印象を受けることがあります。
そのため、内容に関して今一度安全性が十分であるかを検証する必要があるともいわれています。
施設が増えれば施設ごとに競争が起こり、より良いサ高住が増える反面、内容が複雑化し、危険な面も増える可能性があります。
サ高住が増加した背景には、経営母体が民間企業であるということが挙げられます。
実際にサ高住を運営する経営母体は、その半分以上が民間企業です。
これから更に需要が増えるであろうサ高住だからこそ、その運営管理は明確に、より良い基準を設ける必要があるのかもしれません。
サ高住に求められる役割 まとめ
安全・安心な高齢者の居住スペース、それがサ高住の目的であり、役割です。
高齢者が増え、必要性が高まるサ高住は、今後より安全でより安心を追求した居住スペースへと進化することが期待されます。
※参考サイト
・国土交通省:サービス付き高齢者向け住宅
・国土交通省:サービス付き高齢者向け住宅の整備などのあり方に関する検討会について
・国土交通省:平成28年度サービス付き高齢者向け住宅整備事業について
・厚生労働省・国土交通省:サービス付き高齢者向け住宅
・HOME’S 介護 :サービス付き高齢者向け住宅とは?
・みんなの介護:サービス付き高齢者向け住宅とは?
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