2. プリセプター制度とうまく付き合うポイント(新人編)
2-1 第1印象は大事!
まず、第1印象は非常に大事です。
これはプリセプターに限らず、社会でより良い人間関係を築く上で大切なことです。
相手に受け入れてもらいやすい態度を心がけましょう。
2-2 自分メモを作成する
看護技術や業務、物品の場所から薬品名など、看護師として働きだすと覚えることは山のようにあります。
どんどん新しい知識が頭に詰め込まれ、どうしても記憶しておくには限界があります。
業務手順などをメモしまとめることは大切ですが、プリセプターから受けた指導や、助言してもらったことをしっかりとメモし記録しておくことこそが大切です。
しっかりとメモが残っていれば、後で振り返ることもできます。
さらに特に質問したことに対しての回答などは必ずメモし記録するようにしましょう。
付随的な効果ですが、プリセプターも、新人がメモを取りながら聞いてくれたほうが心地よくなるものです。
メモには、「人間関係構築手段としての側面」があることも覚えておきましょう!
2-3 報告、連絡、相談
新人教育の際によく言われる「ホウレンソウ(報、連、相)」です。
指示され実施したことに対しては、実施後の報告は必須です。
また、判断に迷った時は必ず相談しなければいけません。
これらをまとめて「報連相」と呼びますが、特に相談に関しては重要です。
決して分からないまま勝手に判断することや実施してはいけません。
特に看護師の仕事は間違えば患者さんの命に関わることにもなります。
分からないこと、判断に迷うことは必ず相談してください。
2-4 プリセプターの気持ちも時には考えてみる
バタバタと業務に追われる中で、プリセプターは通常業務とプリセプター業務を両立しなければなりません。
指導される側の新人看護師が毎日大変なのはわかっていますが、プリセプターの大変さや、気持ちを考えてみると、少し歩み寄れるかもしれません。
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