法改正の問題点:軽度者介護の現状が不透明
前章の介護保険制度の法改正で、国が気がかりにしていることは、介護における財源の確保と圧迫をこれ以上、増加させないことと言われております。
もちろん国としては、介護の程度に応じて適切なサービスをという表現をされておりますが、軽度介護者を取り巻く環境は不透明と言わざるを得ない状況です。
国から自治体へ一部介護保険サービスを移行したことにより介護報酬は引き下げられ、運営が厳しくなるという指摘もあります。
また利用者からも、介護保険と同等のサービスが受けられるのだろうかと不安視されているところです。
なにより、介護保険サービスが年々複雑なものに変更されることについて多くの方が不安になっているのも事実なのです。
画像出典:n-carer.net
軽度者介護とは? まとめ
いかがでしたか?
2018年の改正に向けて、まだまだ不透明なことも多い軽度者介護。
現在利用されている方も、来年の法改正ではどのような変更があるかわからないのが現状です。
そんな軽度者介護の現状を少しでも理解いただければ幸いです。
参考文献:
この記事はいかがでしたか? ・週一回なら、まぁ見てもいいかな♪ といった方は是非ご登録をお願いします!!
下記リンクからの無料会員登録で、 メルマガ受け取り@毎週土曜日 診療報酬改定まとめ資料受け取り などが可能になります!! (もちろん、わずらわしい情報は一切お送りしませんよ♪)
|
☆関連お役立ち情報☆ |
☆おすすめのまとめ記事☆ |
・【看護師スキルアップ術まとめ20選】3種の看護スキルでQOLを最大化! |
★ここまでで分からない用語はありませんでしたか? そんな方は・・・
関連する記事
2018年の改正で軽度者介護はどうなる?〜概要・問題点・展望まで解説〜
前回の介護保険の法改正が2015年4月に行われました。そして介護保険の法改正は3年ごとに改正されることが知られておりますから、現段階では2018年に法改正が行われる予定になっております。2018年の介護保険改正では現行法から内容に変更があるのでしょうか。概要から問題点、そして展望まで一つ一つ見ていきます。
軽度者介護の現在の制度って? 〜概要から問題点まで解説!〜
今回は、軽度者介護の現在の制度はどうなっているのかを詳しく解説していきます。軽度介護者とは比較的介護の程度が軽い、要支援1・2の方や、要介護1・2の方を対象にしている言葉になります。現行の制度の解説から問題点までお伝えするので、この機会に軽度者介護の制度についてマスターしましょう!
軽度介護者の今後の介護保険制度のあり方とは
軽度者支援に向けた介護保険はどのようなサービスがあるのでしょうか。ここでは、軽度者の中でも2015年の法改正で「介護予防訪問介護」と「介護予防通所介護」が介護保険から除外になった【要支援1】と【要支援2】の方を対象に支援に向けて介護保険サービスをご紹介致します。
デキる看護師におすすめのナーススクラブ3選! ~機能性とモチベーションを一緒にGET!!~
近年、医療ドラマなどでもよく見かけるスクラブですが、仕事ができそうなイメージでとても憧れます(''ω'') 今回はスクラブの選び方に加え、おすすめのスクラブを3つご紹介します!
言語聴覚士とは ~コミュニケーションと摂食嚥下障害のスペシャリスト~
「リハビリの先生」というと理学療法士(PT)や作業療法士(OT)の方が身近かもしれません。でも、実はもう1職種。言語聴覚士(ST:エスティ―)と呼ばれる職種があります。では、言語聴覚士(ST)に為るためにどうすればよいか、また実際にどのような仕事を行なうのかを紹介します。