【精神科看護師まとめ】役割、求められるスキル、学び・やりがいについてまとめました

 

精神科看護師として働いて得られる学び・やりがいとは?

 

精神科で働く看護師は、日々の何気ない生活がいかに大切であると、気付く機会が多いのではないかと思います。

精神疾患で病んでいる人たちは、当たり前の日常生活が突然遮断されてしまうのです。

精神科で働くということはそういった日常生活が突然遮断されてしまった患者様に寄り添い支えていくということです。

ここでは、体験談として、看護師が精神科で働くからこそ得られる学びというものをご紹介していきたいと思います。

 

「nurse image」の画像検索結果

画像出典:medicallawperspectives.com

 

【精神科看護師として働いて得られる学び・やりがいその.1】心の健康に気づく鋭い感覚

 

精神科における健康の対象はこころです。

そのため、精神科で働く看護師はこころのセンサーが常に敏感に働くようになっていきます。

それゆえ、患者が何気に発した言葉一つから、危険を察知した行動が自然と身に付くようにもなっていきます。

症状によっては自傷行為、または他者に危害を加えてしまうこともあります。

突然、医療従事者がターゲットになってしまい、現場が一変してしまうことさえあるのです。

看護師は普段の業務を行う中でこうした患者のこころの動きにより敏感に反応する感覚が身についていくのです。

 

【精神科看護師として働いて得られる学び・やりがいその.2】家族の絆

 

精神科に長く入院している方は家族や身寄りがなく、入院先が自身の住所となっている場合がよくあります。

実は、何かあった場合の連絡先や保護者は、居住地の市町村長となってきます。

家族が一人もおらず、たった一人精神科病院で一生を終える人たちが現実にいるのです。

そして、精神科においては社会的入院、つまり医学的には入院の必要がなく、在宅での療養が可能であるにもかかわらず、家庭の事情や引き取り拒否により、病院で生活をしている状態が非常に多いです。

だからこそ、家族の絆を改めて学んだような気が私はいたします。

 

【精神科看護師として働いて得られる学び・やりがいとは?】まとめ

 

精神科では薬物療法が主体となってきます。

しかし、精神疾患は薬物療法だけではダメだということがお分かりになっていただけたと思います。

私が考える精神疾患の第一特効薬は、家族の絆だとそう思います。

家族の支えなくして精神科の治療はスムーズに運びません。

残念ながら、精神科領域において疾患が完治することはありません。

寛解という言葉が使われるくらい、精神科はまだまだ解明されていないのです。

だからこそ、寛解に近づくためにも、温かい家族の絆が何より大切なのだと私は考えます。

こころの健康は目に見えないからこそ、普段から大切にしていきたいものですね。

 

参照:・【体験談】看護師が精神科で働くからこそ得られる「こころ」や「家族の大切さ」とは? 

 

この記事はいかがでしたか?

・週一回なら、まぁ見てもいいかな♪
・わざわざ情報を探すのが面倒・・・
・会員特典がどんなものか気になる

といった方は是非ご登録をお願いします!!

 

下記リンクからの無料会員登録で、

メルマガ受け取り@毎週土曜日

診療報酬改定まとめ資料受け取り

などが可能になります!!

(もちろん、わずらわしい情報は一切お送りしませんよ♪)

 

メルアドだけの簡単登録!

 

会員限定資料の一部を見てみる

 

☆関連お役立ち情報☆
 

認知症の看護は薬物療法と生活支援がカギ。その具体的業務内容とは?

「何でも屋」とも呼ばれる作業療法士(OT)が在宅で果たすべき役割とは?

統合失調症とは? ~症状は妄想・幻覚など。100人に1人がかかる病気~

☆おすすめのまとめ記事☆
 

【看護師スキルアップ術まとめ20選】3種の看護スキルでQOLを最大化!

【ホスピス・緩和ケア係る診療報酬改定2016まとめ】緩和ケアに関する改定、まるわかり!

【看護における基礎概念まとめ】看護に迷った時は基礎に立ち返ることが大切です

 

★ここまでで分からない用語はありませんでしたか? そんな方は・・・

 

ビーナース在宅用語集で確認!!

 

 

関連する記事


【訪問看護転職体験談まとめ】世代別にまとめてみました!

近年訪問看護に転職を考える看護師さんは多くいます。そんな看護師さんの為に、ビーナースでは看護師さんから訪問看護師に転職した多くの先輩に、インタビューをさせていただきました。今回はそのインタビュー記事を世代別分け、どのような特徴があるのかをまとめてみました。