ターミナルケアの問題点3:在宅を希望した場合にも実現が難しい
高齢化社会を迎え、医療費の増大は深刻です。
国は在宅での療養を推進する方向性を打ち出していますし、在宅で最期を迎えたいという人も多いのですが、実際には家族の介護力の問題や家族関係の問題、経済面の問題などがあり、まだまだ実現していないのが現状でしょう。
さらに現代では、どうしても家族への精神的・身体的負担が大きい状態となり、雇用状態によっては経済面の負担も大きくなります。
※より詳しく知りたい方は、「看護の仕事はどこまで? 【がんと暮らしを考える会・賢見卓也理事長インタビュー1】」という記事がおすすめです!
疾患によっては意思疎通も難しく本人の希望が汲み取れない状態で、今後の方針を考えていかねばならないことも少なくありません。
地域医療にかかわる様々な取り組みはなされていますが地域差も大きいようです。
ターミナルケアの問題点 まとめ
現代のターミナルケアでは、医療側と本人や家族のコミュニケーション不足や、家族と本人のコミュニケーション不足、社会的な問題などが関わっているようです。
また、本記事で挙げたターミナルケアの問題点は、様々ある要素の一つにしか過ぎないでしょう。
あなたは看護師として、これをどのように考えますか?
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