看護師も経験が長くなり、自立してくるとエキスパート(認定看護師等)とジェネラリスト(看護管理)の岐路に立ちます。
自ら選択してどちらかに進む場合と、突き動かされて気が付けばどちらかに進んでいる場合があると思います。
看護管理者の道に入ったものの、自信満々で突き進んでいる看護師なんていないと思います。
誰しも、一般のスタッフでいたかったなあ、管理者なんて向いていないなあ、辞めたいなあと後悔したり悩んだり苦しんだりしています。
現在管理職ではない方は、「師長さん、主任さんもこんなこと悩んでるんだな」、と思ってもらえたら嬉しいですね。
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【管理職の看護師の悩み5選】その1.仕事はできて当たり前?
出来ない、知らないと言えない辛さ分かってほしい
管理職の中には、一般スタッフから部署を移動して管理職に昇格することも多いのです。
その際、今まで看護師として経験してきた分野と全く違う部署への移動もあります。
管理職として以前に、その分野の仕事を習得しなければならないのですが、看護師長にプリセプターは付きませんよね。
慣れない環境はとても苦労します。
現場の出来るスタッフからの反発
私は、一般病棟の管理職から異動で手術室の管理者になったことがあります。
その時の苦労は今思えばとても勉強になりましたが、毎日が大変でした。
管理者として、スタッフに改めてほしい事を伝えたいのですが、技術不足を盾に抵抗されることが多く精神的に参りましたね。
【管理職の看護師の悩み5選】その2.収入が上がらない
基本年俸制、タイムカードはあってないようなもの
年俸制での勤務は、基本時間外勤務手当という概念が存在しません。
スタッフが充足している時は良いのですが、何らかの事情で人員不足に陥ると、スタッフとしての働きと管理業務が重複し、寝る間もないほど多忙を極めます。
スタッフの超過勤務申請をしながら虚しくなることもたびたびです。
残業、夜勤手当、休日出勤手当などが支給されたスタッフ時代と比較し、相対的な収入は増えていない事もあります。
休めるだけ良かったなあなんて、ネガティブに考えてしまうときもあります。
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