まとめ:オーラル・フレイルの今後の展望とは?
上記のように、オーラル・フレイルは現在のところ、調査研究の段階であります。
高齢化社会にともない、新たな知見やエビデンスの作成がさらに必要になってきます。
介護保険も改定のたびに、口腔ケアの加算を手厚くしています。
口腔ケアの分野に看護師のほか、歯科衛生士も介護保険に入れるようになってきました。
これらが示すオーラル・フレイルは、今後ますます高いニーズが要求されてくることでしょう。
高齢者への対応を含めて、医療の現場はますますオーラル・フレイルの重要性が高まってくるのではないかと私は考えます。
参考文献:「きょうの健康」番組制作班・主婦と生活社ライフ・プラス編集部 編(2016)「NHKきょうの健康 全身の老化を防ぐカギ!『筋肉』『骨』『歯』『認知症』の最新対策」、主婦と生活社。
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