理学療法士になるには?
理学療法士は国家資格です。
資格を取得するにはまず理学療法士養成校にて教育を受けなければなりません。
養成施設は2016年現在で、全国に258校あり、3年過程の専門学校、短大が156校、4年過程の大学が102校、総定員数は13,860人。
養成施設を卒業し、国家試験を受験し、合格すれば理学療法士の資格が取得できます。
国家試験には筆記試験と実技試験があり、2016年の国家試験には12,515人が受験し、合格者は9,272、合格率はは74.1%となっています。
理学療法士の現状
理学療法士は現在、病院やクリニックなどではもちろん、老健施設、社会福祉施設、行政機関など様々な場所で活躍しています。
育成校の急増や資格取得者の増加に伴い、既に理学療法士の人数は飽和しているのではないか?と言われてもいますが、今後の高齢化社会に向けて、その人数は決して充足しているとは言えません。
運動器疾患者に対する需要はもちろん、高齢者に対しての理学療法士の需要は確実に増えてきます。
特に今後の地域包括ケアプランなどの流れを考えると、病院ではなく在宅での介護を国が推奨しています。
そうなると必然的に病院や老健施設はもちろん、在宅でのリハビリテーションの需要が急増すると考えられます。
高齢化社会を支える医療専門職として今後益々の活躍が期待される職業です。
理学療法士とは〜まとめ〜
いかがでしたか?
理学療法士は動作回復のスペシャリストであり、今後の期待や需要も多い職業だと言えます。
病院においてのチーム医療の質とは、一人の患者さんに対して、どれだけ多くの職種が専門的でより良い関わりをしたかにより評価されます。
『リハビリテーションはリハビリ専門職の仕事!』
と看護師が関わらないのではなく、日々の入院生活の中で最も長く患者さんに関わる看護師も一緒になり、リハビリ専門職と一緒に継続したリハビリテーションを行う。
それこそが患者さんにとってもより良い結果をもたらすことにつながっていきますよ♪
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