足浴でのマッサージのポイント 〜足浴にマッサージをプラスすれば血管事故を防げる?〜

【足浴でのマッサージのポイント2】揉捏法(じゅうねつほう)

 

揉捏法とは?

 

揉捏法とはマッサージにおける基本の技を指しています。

マッサージを対象とする部位に倦怠感や疲労感を感じる場合に用いられています。

対象とする部分に垂直に圧をかけ、筋肉全体をアプローチしていきます。

 

揉捏法マッサージで便秘解消!?

 

字のごとく筋肉を揉んでいく方法になり、適度な圧がかかることで血行が良くなり、デトックス効果があります。

デトックス効果があることから、揉捏法は便秘解消にもつながってきます。

そう揉捏法はデトックス効果が非常に高いことから、老廃物を排出してくれるため、下肢の浮腫改善にはもっとも優れています。

軽擦法と同じく母指揉捏法は足背をマッサージするときに適しています。

そう考えると、足浴には揉捏法を導入したいところでありますが・・・。

知識のないまま揉捏法を安易に導入してしまうと、筋肉の組織や筋繊維を傷つけてしまう恐れもあるため、ここは十分に注意していく必要があります。

 

出典元:http://www.thefeelgoodacademy.com/wp-content/uploads/2016/07/Feeling-good-will-become-you.jpg

 

【足浴でのマッサージのポイント3】圧迫法(あっばくほう)

 

圧迫方とは?

圧迫法には間歇性(かんけつせい)圧迫法と持続性圧迫法があります。

間歇性圧迫法は血液やリンパの流れを促進する目的で用いられています。

リズミカルな圧迫を加えながら、マッサージを行っていく方法です。

持続性圧迫法は神経の痛みやそのほかの部位に対する鎮痛を目的とした圧迫法になります。

一般的に行うマッサージは、末梢から中枢に向かって実施していきます。

しかし、圧迫法の場合は筋肉そのものをダイレクトにアプローチしていることから、逆のパターン(中枢から末梢に向かってマッサージ)でも良いとされています。

 

足浴でのマッサージのポイント まとめ

 

足浴にマッサージをプラスして血管事故を防いでいきましょう。

在宅で行う足浴を効果的に行うためにも、自宅にある炭酸入浴剤などを上手に取り入れて、より良い看護が提供できるようにしていきたいものですね。

ちなみに炭酸入浴剤は身体のコリをほぐしてくれる強い味方であり、副交感神経が優位に働いてくれる作用もあるのですから、利用しない手はありませんよ。

 

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