訪問看護の円滑な運営に必要不可欠な訪問看護アセスメント支援ソフト。
しかし「多機能すぎて使いこなせない」「OJT時に使いづらい」など、不満を抱えている看護師のかたも多いのではないでしょうか。
今回はこれらの不満を解決する「看護のアイちゃん」という訪問看護アセスメント支援ソフトを紹介します。
これを機に、教えるのが難しかったあの後輩看護師の仕事ぶりが変わるかもしれません。
本記事の目次
0.看護のアイちゃんとは
看護のアイちゃんを一言で表すと…[
「訪問看護師の質を上げることで、看護師・患者さん双方が幸せになれる強力なメンバーのひとり」です。
なるほど。なかなか大上段に構えた言い様です。笑
では、どうしてこのように言えるのでしょうか?
以下、詳しく解説していきます。
1.訪問看護師の業務は多種多様。こんなお悩み抱えていませんか?
- ・「訪問看護報告書・訪問看護計画書作成に時間がかかる…」
- ・「看護経験、知識、判断そして記録の質がバラバラでOJTが人によって違う!」
- ・「看護師に重要な、近い将来を予測する力をどうやって教えてあげればいいかわからない」
- ・「訪問看護ステーションを最近開設して、まだ新人ばかりで質が不安…」
- ・「現在のソフトは現場の業務内容に対応してなくて、使いづらい」
- ・「大手管理ソフトを導入しようと思ったが、費用が高すぎて断念した」
看護のアイちゃんの開発にあたり、監修・開発をされた名古屋大学院・山内豊明教授は現役看護師に現在の不満をヒアリングしたそうです。
その結果、「訪問看護報告書・訪問看護計画書作成が大変」や「看護の質が一定ではなく、スタッフを指導するのが大変」といった不満が浮かび上がりました。
看護のアイちゃんはこのような不満を「標準化」という手法を使って解決したのです。
※標準化については後に詳述します!
2.「使いやすい!」看護のアイちゃんを導入した看護師の声
看護のアイちゃんを実際に導入した訪問看護ステーションに在籍する看護師のかたの声を紹介します。
・「標準化された看護診断により、どの看護師でも同じ視点で対処方法を導きやすく、無理なく事業所全体の訪問看護の質を高めることができるようになりました」
・訪問看護師の精神的負担を大きく取り除くことができ、新人の即戦力化や、出産や育児などでブランクのある有資格者を看護現場に復帰させやすくすることができ、絶対的に不足している訪問看護師の確保にもつながる。(Panasonic法人向け商品「PC納入事例:訪問看護アセスメント支援システム」)
・アセスメントがスムーズに実施できる業務ソフト
・山内豊明教授(名古屋大学大学院)が関わったアセスメントソフトなので品質を信頼できる
・ベテランも新人も「思考が整理」されて、「判断がぶれなくなった」
このように、多くの方から「使いやすい」「業務の効率が上がった」といった不満を解消できた喜びの声があります。
なお、看護のアイちゃんを監修・開発した山内教授は、「『看護のアイちゃん』はプロの人にとっては業務の『見える化』に繋がりますし、そうでない人にとってはプロが『見える化』したノウハウを利用できるという、両者にとって有効なソフトです」と語っています。
これらに鑑みれば、看護のアイちゃんは、以下の3つのいずれかにあてはまる看護師のかたにおススメであると言えるでしょう。
- ・後輩看護師にノウハウを伝えたいが、上手く伝えられない悩みを持っていたベテラン看護師
- ・先輩がベテラン過ぎたり、数が少なかったりで知識を吸収するのに困難を覚えている新人看護師
- ・これから訪問看護ステーションを開業する看護師
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3.徹底解説! 看護のアイちゃんが目指す「標準化」って?
看護のアイちゃんの強みは、「訪問看護の『標準化』を促進するツール」であることといえます。
それでは標準化が行われていない看護というのはどのような状態なのでしょうか。
「個別的」な看護って?:それぞれのスキルが独立している状態
標準化とは反対の「個別化」とは、「全員に違ったケアを行なうこと」が「一人ひとりを大切にするケア」であるという考え方です。
確かに、患者さんに合わせた個別のケアを行うことは看護において非常に重要。
しかし、そのようなスキルが看護師 “全員” に備わっているかというと、一概にそうとは言えません。
この点、看護のアイちゃんを監修・開発された山内教授は下記のように述べています。
『個別化』は、まずは『標準化』ありきの言葉であり、標準を決めた上で『+α』を『オプション』と認識する必要があります。(中略)『オプション』の部分(を認識すること)が、一番その人らしさが分かる部分だと私は思いますので、いつも『標準がないのに個別性というのはどうも変な世界だな』と思っていました。
つまり、それぞれの看護師が自分のスキル(のみ)で看護を行う「個別化」ばかり行っていると、何が「標準」「一般的」なのかが分からず、スキルが高いかどうか、何を参考にすればいいかどうかもわかりません。
そこで、「標準化」という概念が登場します。
「標準化」された看護とは?:属人的だった看護スキルが共有される状態のこと
看護のアイちゃんの特徴である「標準化」とは、時間をかけて培われた訪問看護業務の「経験」の「見える化」です。
例えば、訪問看護業務の悩みの中には「フィジカルアセスメントの判断が難しい」というものがありました。
また、ベテラン看護師と新人看護師では明確に経験の差が出てしまうため、「経験がなければダメだ」という判断にも陥りがちです。
この経験の差を埋めるのが、看護のアイちゃんに搭載されている「アセスメントフローチャート」です。
看護のアイちゃんを監修・開発した山内教授は「様々な経験を積んできた方々が思っていることというのは、つまりはその方の『時間の振るい』を乗り越えてきた知見ですので、ものすごく貴重なものです。ですので、まずはその経験豊富な方々にお話を伺い、そこから整理を行ったのです」と話しています。
アイちゃんでは、フローチャートはベテラン看護師のかたへのヒアリングを通して作成され、15種類に大別されています。
アセスメントの判断に迷ったとき、ベテラン看護師のかたと同レベルの的確な判断ができるのはうれしいですね。
また、ベテラン看護師のかたが指導するときも、フローチャートに沿って「言葉にしにくい経験知」をわかりやすく伝えることもできます。
一例ですが、以下の図は「呼吸アセスメント」に関するフローチャートです。
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4.看護のアイちゃんが解決した不満は「標準化」だけじゃない?!
看護のアイちゃんが解決した不満は「標準化」だけじゃない?!① 費用面のメリット
看護のアイちゃんは他の訪問看護アセスメント支援ソフトに比べて相対的に割安です。
具体的に述べれば、かかる費用は初期導入費と月々のライセンス料。
さらに2017年3月現在、「介護のアイちゃん」と介護経営サポートシステム「SuisuiRemon」を同時に導入するとより費用を抑えられるそうです。
看護のアイちゃんの営業を行っているセントワークス株式会社の広瀬純子さんは、
「新規立ち上げのお客様が比率として一番多いですね。 訪問看護業界自体に新規立ち上げの勢いがあります。」と話しています。
このように訪問看護ステーションを立ち上げようとしている看護師の方にオススメのソフトであるといえます。
看護のアイちゃんが解決した不満は標準化だけじゃない?!② 業務効率化のメリット
訪問看護アセスメント支援ソフトがない場合、患者さんの情報を手書きで入力するといった膨大な事務作業が発生します。
また事務所にPCがあっても、転記する際にミスが発生することもあります。
看護のアイちゃんは、持ち運びできるタイプのソフトなので、訪問先で患者さんの記録を残すことが出来ます。
この点に関し、セントワーク株式会社の広瀬さんは次のように述べています。
アセスメント結果は標準的な看護プランにも紐づいているため、『標準的にはこういうプランになりうる状況だったが、今回はこう考えたから・・・』と、標準を見ながら個別性の部分を記録することができます。 通常の記録では『目立った変化』は記録として残していても、『あえて、このケアをしなかった理由』や『こうだから、通常と比べて変化は見られなかった』という深いところまでは書いていないものが多くあります。 しかし、実際はすべての行動に対する『なぜ』という観察アセスメントが非常に重要であり、そこをしっかり残せるようにしたのが『看護のアイちゃん』なのです。
このように、アセスメントと記録を連動することによって業務効率化を可能とするのが「看護のアイちゃん」のメリットの一つであるといえます。
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5.お客様に「選ばれる」訪問看護ステーションに必要な条件と、アイちゃん
これまで、看護師さんの視点から見た「看護のアイちゃん」のメリットについて述べました。
しかし、「看護のアイちゃん」の導入だけで患者さんとそのご家族に選んでいただけるようになるのでしょうか。
ここで一度原点に立ち返り、「お客様に選ばれる訪問看護ステーション」の条件を考えたいと思います。
「選ばれる」訪問看護ステーションの条件1:安心できる看護・介護の提供
たとえば、記念日にGucciのかばんを買うのはなぜでしょうか。
また、休日に東京ディズニーランドにいくのはなぜでしょうか。
これらは、「品質が高いはずだ」「絶対に楽しめるはずだ」といった安心感があるからではないでしょうか。
その点訪問看護では、看護の質が重要であることは言うまでもありません。
利用者さんやご家族から、「安定的な看護を提供してくれる」という圧倒的な信頼を得てこそ、訪問看護ステーションは「選ばれる」のだと思います。
「選ばれる」訪問看護ステーションの条件2:看護・介護の差別化
質の担保によって差別化を図ることはもちろん重要ですが、同時に、提供するサービスを差別化することも極めて重要なポイントでしょう。
小児なら〇〇。精神科なら〇〇。
近年、多くのステーションが立ち上がっていますので、「選ばれる」訪問看護ステーションになるためには、サービスの差別化が欠かせません。
「選ばれる」訪問看護ステーションと看護のアイちゃん
このように、「選ばれる訪問看護ステーション」になるためには、「安心できる看護・介護の提供」「看護・介護の差別化」が重要です。
もちろん、このほかにもたくさんの運営上のポイントがあるかと思いますが、これら2つは「大前提」と呼べる条件かと思います。
では、看護のアイちゃんはどのように「選ばれる訪問看護ステーション」作りをサポートしてくれるのでしょうか。
①「安心できる看護・介護の提供」と看護のアイちゃん
何度も述べてきましたが、看護のアイちゃんは「看護の標準化」を達成し、看護の「質」を向上・担保するためのソフト。
たとえば、「標準化された看護診断により、どの看護師でも同じ視点で対処方法を導きやすく、無理なく事業所全体の訪問看護の質を高めることができるようになりました」という体験者の声がそのことを如実に示しています。
この点は、もはや詳細に解説するまでもありませんね。(笑)
②「看護・介護の差別化」と看護のアイちゃん
これも繰り返しではありますが、看護のアイちゃんは「業務効率化」を達成するソフトでもあります。
いままで無駄に時間をかけていた業務を短縮し、「これまでできなかったこと」が出来るようになる。
つまり、サービスメニューの追加、採用、スタッフのケア、利用者さんのフォローなどなど、それまで「時間が足りない・・・」と思っていた業務を、次々と改善できるということです。
それはすなわち、看護のアイちゃんによって、「差別化」を行うための時間を作ることが可能になるということを意味します。
以上のことから、こう結論づけられます。
看護のアイちゃんは「お客様に選ばれる訪問看護ステーション」を作るために非常に有益なソフトである
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6.訪問看護アセスメント支援ソフト「看護のアイちゃん」徹底解説:まとめ
これまで見てきたように、「看護のアイちゃん」導入のメリットは大きく以下3点の不満を解決することです。
1.看護の質が一定ではなく、スタッフを指導するのが大変
→フローチャートに沿って教えやすい。新人看護師教育にも効果的!
2.訪問看護報告書・訪問看護計画書作成が大変
→クラウド上で管理されるので業務効率が向上。煩わしい手書きの業務から解放!
3.新規訪問看護ステーションの導入コストが高い
→相対的に割安な導入コスト。開業時の心強い味方!
看護のアイちゃんの導入により、日頃の業務やアセスメントにかかる負担は軽減され、ノウハウが蓄積します。
それによって、訪問看護ステーションに所属する看護師のスキルが全体的に向上するでしょう。
また、さらに嬉しいのは、看護のアイちゃんは他の訪問看護アセスメント支援ソフトに比べ割安であるため、費用が抑えられること。
これらの結果としてお客様に「選ばれる」訪問看護ステーションへ近づくというのは、「当たり前」とも言えるのかもしれませんね♪
本記事を通して「看護のアイちゃん」にご興味が湧いた方は、
是非セントワークス株式会社に問い合わせをしてみてはいかがでしょうか?
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