高齢化社会に向けて注目されている、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)。
平成26年5月時点での物件数は148,632件、戸数は4,626戸となっており、現在でもその数は増加し続けています。
そんなサ高住で働きたいと考えている人もいるのではないでしょうか。
実際にサ高住の看護師募集も増加してきています。
本記事では、サ高住そのものの説明をしたのち、サ高住での看護師の働き方についてまとめていきます。
画像出典:goldenmoustache.com
【PR】
看護師さんで転職を考えている方は
こちらがオススメです♪
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)って?
そもそもの話ではありますが、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)とは、「60歳以上の要支援、要介護者を対象とした福祉施設」です。
より詳しく言えば、バリアフリーであること、床面積は原則25㎡以上であることを基準として、各都道府県により認可を受けた施設です。
構造上の基準以外にも、安否確認、健康相談などのサービスを提供することが必要となり、これらの条件は高齢者住まい法にて管理されています。
なお、サ高住は介護サービスを直接提供する施設ではありません。
介護サービスが必要な場合は外部の介護事業所へ依頼をすることになります。
福祉施設のひとつではありますが、その目的は高齢者が安全に生活するための住居です。
一般的な借家と同様に、賃貸契約によって入居するので、敷金・礼金・月々の家賃が必要となります。
日常生活が自立した人が入居している場合が多いですが、現在では認知症、要介護度が高い人の入居も積極的に行う施設も増加しています。
運営母体も半数以上が民間企業であり、運営方法も施設ごとに様々です。
日中の主たる時間(9:00〜17:00程度)には、常駐者を配置することが法律で定められていますが、夜間の人員配置などは義務化されていません。
【PR】
看護師さんで転職を考えている方は
こちらがオススメです♪
関連する記事
サ高住の特徴と求められる役割 ~人が最期を迎えるに相応しい場所であるために~
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)は、数ある介護福祉施設の中でどういった役割を担っているのでしょうか。
看護師がサ高住で働くときの、業務内容とメリット・デメリットについてご紹介!
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)は現在その施設数が大幅に増加し、今後ますますの充実が期待される介護施設のひとつです。看護師としてサ高住で働く業務内容とメリット・デメリットをまとめてみました。
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)とは? ~高齢者向け安心居住スペース~
我が国の高齢者問題は日々進んでいます。高齢者対策としては、地域包括ケアプランの実施や、在宅介護の充実が急がれていますが、中でも最近注目を浴びているのが「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)」。本記事ではサ高住について詳しく解説していきます。
『看護師と訪問看護師のイロハ』 第9回「ユーザー(患者)」の違い
各論最後は「誰に?」。患者さんにフォーカスしました。自分がどんな医療に従事したいか、イメージしてみてください。
看護師の人間関係を円滑に! 嫌だと思われない部下への指導フレーズ5選
看護師の仕事は妥協が許されず、後輩や新人に厳しく指導しなければならないこともしばしば。ただ、指導や注意をされる側は、良い気持ちではない上、叱る側も嫌だと思われたくないのは皆同じでしょう。ここでは、そんな後輩・新人(部下)への嫌だと思われないような注意フレーズ(指導法)を3パターンに分けて、5つご紹介します!