訪問看護の手続きに関する悩み その3:訪問看護指示書の依頼について
訪問看護は主治医が記載される訪問看護指示書に基づきサービスが提供されます。
この訪問看護指示書がないと訪問看護のサービスが提供できません。
病院付属の訪問看護ステーションでは横のつながりがあるので、書類関係は容易にお願いできますが、
独立した訪問看護ステーションの場合は、各患者さんの主治医に依頼のため訪問するなどコンタクトをとらなくてはいけません。
クリニック、診療所の医師は午前、午後とも診察されていることが多く、すぐに記入していただけないことが多いので、そういう時は本当に困ってしまうのです。
訪問看護の手続きに関する悩み その4:特別訪問看護指示書について
訪問看護指示書に「特別」がついている特別訪問看護指示書というのは、重症度の高い患者さんに出される指示書で毎日訪問する際に必要となる書類です。
この書類は2週間ごとに記入してもらわないといけない書類ですので、上記の訪問看護指示書より頻繁に依頼しなければなりません。
訪問看護の手続きに関する悩み その5:法改正に伴う申請
介護保険は3年に一度改正されます。
その法改正の際に申請しなければいけない書類が出てくることもあります。
この書類は管理者の方が担当されることになりますが、一部各患者さんに説明し署名していただかないといけないことも出てきますので、担当の患者さんには担当の看護師が説明し、署名をいただくことになります。
また、法改正後速やかにと書かれていますので、期間も決められています。
通常業務にプラスして時間をとられるこの作業に四苦八苦している事業所は多いのではないでしょうか。
訪問看護の手続きに関する悩み5選 まとめ
- ・ 契約について
- ・ 生活保護受給者の方の手続きについて
- ・ 訪問看護指示書、特別訪問看護指示書の依頼について
- ・ 法改正に伴う申請について
訪問看護は、介護保険法をはじめとして様々な法的な手続きが必要なことがたくさんあります。
また、訪問看護が必要な状況となる場合は緊急時に対応することが多く、事前に手続き申請し、作成しなければならない書類があります。
病棟看護師では経験できないことであり、非常に重要な業務ではありますが、慣れるまではなかなか悩みが深いところではあるというのが本音です。
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