3.看護師が精神科で働くためには「内科的疾患の看護」が必要
高齢化社会に伴い、精神科に入院している患者様の中には、身体的合併症を持っている方もいます。
糖尿病や高血圧、肺炎、癌のターミナル期にある方など、医療的処置が必要になるケースもあります。
呼吸器管理、CV管理、MGチューブ挿入、PEG管理、酸素投与、モニター管理などは、精神科単科の病院でも日常的に行われています。
一般科出身の看護師は経験から身体が覚えているので、これらの処置にも自然と対応することができ、何かと重宝されます。
また急変時の対応にも慣れており、身に付いているスキルを現場で活かすことができます。
アクシデントはいつ起こるか分かりません。
一般科のアクシデントはもとより、精神科のアクシデントも即、生命の危機に遭遇してしまいます。
そのためにも、急変に対応できるスキルが求められるでしょう。
奥が深い精神科看護だからこそ、内科的疾患も含めた幅広いスキルが必要なのではないかと私は考えます。
画像出典:emmedic.com
看護師が精神科で働くための3つのスキル まとめ
いかがでしたでしょうか。看護師が精神科で働くために必要なスキルは、
1. こころ
2.人生経験
3.内科的疾患の看護
の3点が挙げられるでしょう。
忍耐力を持ち、様々なアクシデントを予見・対処し、内的疾患の看護まで含めた幅広い知識を持つことが精神科で働く看護師に求められます。
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