サ高住と有料老人ホームの違い
サ高住と同様に、自分自身で選び入居できる施設に有料老人ホームがあります。
居住権利を契約して入居する「サ高住」に対し、「有料老人ホーム」は介護保険を活用して施設の利用権利を契約するという形態になります。
一般的には介護が必要な人、認知症の人、介護度の高い人であっても入居することは可能で、介護福祉士、看護師などが24時間体制で常駐していることが多いのが特徴です。
サ高住は入居時に敷金、礼金が必要ですが、有料老人ホームは入居時にそれぞれの施設が決めた入居費が必要となります。
非常に高額になる場合もあり、入居費に関しては十分な確認が必要です。
※場合によっては1億円を超えるような施設も・・・!
有料老人ホームの中にも、施設内の介護サービスが受けられるものや外部の介護サービスを利用する場合があるため、こちらも併せて確認する必要があります。
地域包括ケアプランでも、その必要性が検討されている在宅での看取りという部分にも多くの施設が対応しています。
つまり、賃貸契約を結びバリアフリー・健康相談・安否確認がメリットとなる「サ高住」と、介護を必要とする人に対してより充実したサービスを受けることができるのが「有料老人ホーム」ということです。
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)とは まとめ
種々の介護サービスは、今後の超高齢化社会に向けて更に充実が期待される分野です。
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)においても、平成23年11月には30施設でしたが、平成26年5月には4,626施設、148,632戸数まで急激に増加しており、今最も注目されている介護施設のひとつといえるでしょう。
しかし、施設毎に対応するサービスや内容は様々。
自宅での介護、看取りを推奨する地域包括ケアプランを実施するためには今後もまだまだ施設数は必要といえますが、施設数の増加に伴い、より安全に、より良い介護サービスが受けられる環境作りも必要となると考えられます。
様々な介護施設が日々増えている現状ですが、サ高住は今後の発展が期待さえる介護施設のひとつであるといえるでしょう。
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