訪問看護ステーションを開設するための費用っていくら必要? ~合算すると、、、○○○万円!?~

 

●毎月の運営費は家賃と人件費と経費が一定額支出されていく

 

看護師が開設する場合には、人員基準として管理者も含めて、常勤換算で2.5人の看護職員が必要です。

この場合、管理者は常勤で看護師・保健師であることが必要ですが、その他は准看護師でも可能です。

開設者の給料はさておき、当たり前ですが、採用した人には給与を支払わなければなりません

開設者は無給としても、1.5人分の給料が必要です。

さらに、家賃と光熱費のほか、備品、交通費などの諸経費がかかります。

※関連記事:訪問看護ステーションの指定条件とは ~人員・設備・運営の基準をご存知ですか?~

 

●仮試算では最低500万円程度の資金が必要

 

たとえば1人分の給料を35万円、家賃を6万円、経費を21.5万円と概算して、必要資金を試算してみましょう。

だいたい利用者が新規で毎月3人ずつ順調に増加し、一人当たり5万円の収入があった場合には、事務

所の収支額としては約7か月後まで、赤字額は増加し、最大335万円です。

この約半年の赤字額を補填する資金と開業時に必要な資金で、「少なくとも約500万程度の資金が必要」というのが開設費用の目安と言えます。

 

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画像出典:telegrafi.com

 

●訪問看護ステーションの開設に必要な費用 まとめ

 

手続きや仮の運営費などを元に、開業にあたる費用を概算してみたところ最低でも500万円が必要そうです。

しかしながら、立地や職員の給与、また経営状況などを考慮すると、さらに資金が必要になる場合もあります。

訪問看護ステーションの開設には、十分な資金としっかりとした経営計画が必要でしょう。

 

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